(前編)販売チャネルの多様化で複雑化した業務を再設計!受注~出荷までを一本化し、効率と品質の同時強化へ

株式会社ヴェントゥーノ

背景

既存の通販システムは導入から13年が経過し、電話受注による販売に特化した設計のため、ECなど販売ルートの拡大に対応しきれていなかった

業務フローやチャネルごとにシステムが分散しており、システム間の連携負荷が大きく、現場の業務効率を圧迫していた

コールセンターでEC購入履歴を即時に確認できないなど、顧客対応の品質にも影響が出ていた

決め手

40年以上通販業界を支援し、自社でコールセンターも運営するなど、現場理解と豊富な知見がシステムに反映されていた

2023年のパッケージ刷新により拡張性が向上し、中長期のアップデート計画も明示されていたことから、今後の発展性にも期待が持てた

提案時の熱意や誠実な姿勢から、長期的に伴走できるパートナーと確信できた

効果

受注から出荷までのプロセスをひとつの基幹システムで完結できる体制を構築

ECシステムとの連携により、販売データの正確な把握が可能になり、業務効率化や業務フローの標準化につながる

タスク管理や承認フローなど、これまで外部ツールに分散していた業務をシステム内に集約することで、現場負荷を軽減

株式会社ヴェントゥーノは、海藻由来の原料を活用した健康食品や化粧品の開発・販売事業を展開しています。

従来はテレビや新聞広告をきっかけにした電話受注が中心でしたが、近年はEC販売の拡大や販路の多様化が進み、既存の通販システムでは対応が難しくなっていました。そこでEC専用システムを追加導入したものの、複数システムにデータが分散したことで業務負荷が高まり、お客様対応にも影響が出るなど新たな課題が顕在化しました。

こうした背景を受け、通販マーケッターEight!の導入を決定。業務プロセスの一元化とサービス品質向上を目指し、システム刷新に踏み切っています。導入に至るまでの経緯や、今後の期待について詳しく伺いました。

ご回答者:株式会社ヴェントゥーノ 代表取締役社長 中野 勇人 様
                  経営管理部システム課サブマネージャー 吉村 隆太 様


▼インタビューの様子をダイジェスト動画でご覧いただけます


多様化した販売ルートを一元管理できず業務が煩雑化していた

――貴社の事業概要について教えてください。

中野 勇人様(以下、敬称略):

当社は、海藻由来の原料を活用した健康食品と化粧品の開発・販売を行っています。

「海藻と科学の力で、人と海がともに健やかで、美しい未来をつくる。」をパーパスに掲げ、創業以来、海藻を軸としたヘルスケア領域に一貫して取り組んできました。大学や研究機関との共同研究により科学的根拠を蓄積し、その成果を商品に落とし込むことで、老若男女幅広いお客様の健康と美容の支援を行っています。

これまではサプリメントの販売が主力でしたが、今年からはスキンケア化粧品の開発にも注力しています。海藻由来成分の美容効果を生かした新たな商品ラインを展開することで、より多くのお客様との接点を広げ、事業のさらなる成長につなげたいと考えています。

――今回の通販システム刷新には、どのような背景がありましたか。

中野:
当社はこれまで、テレビや新聞などの広告をご覧になったお客様からコールセンターで電話を受ける販売形態が中心でした。既存システムは、そうした業務フローを前提として13年前に構築したものです。

しかし近年、時代の変化に伴いECチャネルや小売店向け販売が増加し、販売ルートが多様化してきました。既存システムだけではそれらすべてを十分に管理しきれず、EC専用システムを別途導入する必要に迫られました。その結果、販売データが複数システムに分散し、顧客・商品・受注情報を一元管理できない状況となっていたのです。

こうした課題を踏まえ、今後の事業成長に向けて基幹システムを抜本的に見直すべきだと判断し、今回の刷新に至りました。

吉村 隆太 様(以下、敬称略):

データが分断されることで、商品情報・顧客情報・受注情報をシステムごとに個別管理・二重登録しなければならず、現場の負荷は大きく増していました。

さらに基幹の通販システムとは別に、生産管理や会計管理など複数のシステムと連携して運用していたため、基幹システム単体では業務が完結しない状態になっていました。複雑なシステム連携が必要となる構造自体が、現場にとって大きな負担であり、改善が急務だと感じていました。

――システム分断による影響は、従業員だけでなくお客様側にも出ていたのでしょうか。

吉村:
お客様対応でも影響はありました。たとえば、過去にECで商品を購入したお客様からコールセンターに電話をいただいた際、購入履歴を即座に確認できないケースがありました。これも、ECシステムと基幹システムの情報が連携されていないことが原因です。

お客様の状況をその場で把握できなければ、スムーズな案内が難しくなり、結果としてサービス品質にも影響しかねません。こうした課題を解消し、どのチャネルからのお問い合わせにも一貫した品質で対応できる体制を整えることは、今回の刷新における重要な目的の一つでした。

たしかな業界理解に基づく機能設計と今後の発展性が決め手に

――システムの比較検討はどのように進められましたか。

吉村:

2024年の秋頃からシステム選定を本格的に開始しました。化粧品部門、健康食品部門、コールセンター、ロジスティクスチームなど各部門からメンバーを集めた全社横断型のプロジェクトチームを作り、経営管理部システム課が各部門の意見を吸い上げながらシステムの調査・選定を進めました。

通販マーケッターEight!は、システムリプレースのコンサルティング会社からの紹介で知りました。最終的にはコンペ形式で5社を候補に挙げ、機能面や連携方法、将来性などを比較検討したうえで選定しました。

――選定にあたり重視したポイントと、通販マーケッターEight!を選んだ決め手を教えてください。

吉村:
選定にあたり最も重視したのは、既存システム群との連携をいかにスムーズに実現できるかという点です。その点で、通販マーケッターEight!は当社のECシステムとの連携がすでに予定されており、移行後の運用イメージが明確に描けたことが大きな安心材料でした。

東通メディアさんが40年以上にわたり通販業界を支援してきた実績を持ち、自社でコールセンター運営も行うなど、現場を深く理解している点にも強い魅力を感じました。実体験に基づく気づきや知見がシステムの機能や利便性に反映されている点は、他社にはない強みだと評価しています。

さらに、2023年の機能刷新と、提案時に中長期のアップデートロードマップを明確に示していただいたことも大きなポイントでした。今後も継続的な機能改善を行っていく姿勢が見られ、システムの将来性に対して高い期待を持つことができました。

中野:
東通メディアさんは、提案時の熱量と誠実さが他社と比べても際立っていました。提示された内容も、当社の運用状況や課題に真摯に寄り添ったもので、深い理解と提案力を感じました。この会社であれば、これから訪れるさまざまな変化にも一緒に対応しながら前に進んでいける。そう確信できたことが、最終的な選定の決め手となりました。

――現在システム切り替えの準備中ですが、進捗はいかがでしょうか。

吉村:
現在は、毎週の定例会で東通メディアと進捗をすり合わせながら、本番稼働に向けた準備を順調に進めています。定例会は基本的に対面で実施しているため、認識の齟齬が生まれにくく、コミュニケーション面でも安心して進められています。こうした積み重ねの中で、確かな信頼関係が築けていると感じています。

必要に応じてWeb会議を提案いただいたり、チャットで迅速かつ丁寧に連絡をいただいたりと、きめ細やかなサポートを心強く感じています。伴走する姿勢が常に感じられますね。

既存システムから新システムへのデータ移行や運用切り替えには不安がまったくないわけではありません。しかし、これまでのやり取りを通して、東通メディアさんとなら確実に進めていけるという手応えを強く感じていることも事実です。

受注から出荷までの一元管理で業務標準化とサービス品質向上へ

――通販マーケッターEight!導入で、どのような変化や効果を期待していますか。

吉村:
導入によって、受注から出荷までの一連の業務プロセスをひとつの基幹システム上で完結できるようになる点が、最も楽しみな点です。

別々のシステムに分散していたデータを一元管理できるようになるため、チャネルを問わずお客様の購買履歴や属性を正確に把握でき、どの窓口からでも同水準のサービスを提供できる体制を整えられると考えています。

今回の導入を機に、社内の運用フローも見直す予定です。従来はExcelや外部ツールに分かれていたタスク管理や申し送り、承認プロセスの一部を通販マーケッターEight!上に集約することで、業務の標準化と可視化が進みます。その結果、ミスの削減や現場の負荷軽減にも大きく寄与してくれると期待しています。

中野:

当社は今年で創業35年を迎え、まさに次のフェーズに進むための変革期にあります。今回のシステム切り替えは、これまで積み上げてきた前提ややり方を一度フラットに見直し、より効率的で生産性の高い組織へと進化するきっかけだと捉えています。

このプロセスを通じて、社員一人ひとりが働きやすく、より価値を発揮しやすい職場環境を築いていきたいですね。

変化に適応しながら成長し続ける長期的なパートナーシップに期待

――通販マーケッターEight!で実現したいことや今後の展望をお聞かせください。

吉村:
今後は生成AIとの連携や、さまざまな情報系ツールとのシームレスな連携を標準アップデートの中で取り込んでいく構想も聞いています。そうした新機能を継続的に活用することで、オペレーションの効率化だけでなく、顧客対応の質やマーケティング精度の向上にもつなげていきたいと考えています。

通販マーケッターEight!には、これからも業界トレンドや新技術を積極的に取り込むプラットフォームとして進化し続けてほしいです。定期的なアップデートを通じて、私たちユーザー企業もともに成長していけるような関係性を築いていきたいと思っています。

――検討中の企業に向けたメッセージをお願いいたします。

吉村:
通販マーケッターEight!は、企業ごとの課題や運用実態に合わせて柔軟にフィットするシステムだと感じています。どのような通販形態の企業であっても、自社の悩みや実現したいことを率直に伝えることで、解決に向けた最適な機能提案や運用サポートを受けられる点が大きな魅力です。小さな課題感でも、まずは一度相談してみることで、改善の糸口が見えてくると思います。

中野:
通販業界や通販システムは、生成AIの進化をはじめとしたテクノロジーの影響で、今後ますます変化のスピードが加速していくと考えています。その中で重要なのは、変化に柔軟に対応し、長期的に伴走してくれるシステムパートナーを選ぶことです。

東通メディアには、環境変化に対して確かな対応力があり、企業の課題に寄り添いながらともに成長していこうとする姿勢があります。変化の激しい時代において、こうしたスタンスを重視される企業には、ぜひ通販マーケッターEight!をおすすめしたいと思います。

株式会社ヴェントゥーノ

事業内容
海藻由来の原料を活用した健康食品や化粧品の開発・販売事業を展開
設立
1990年
従業員数
61人
導入製品
通販マーケッターEight!
URL
https://ventuno.com/

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